韓信匍匐(かんしんほふく)

韓信匍匐(かんしんほふく)




その昔、旅を続けているキツネがいた。

キツネは川や食料になりそうな植物も見つけることが何日もできずに、なにも食べていな日が続いていた。

そんなキツネは、ようやくブドウ畑に出会うことができた。

空腹で腹ペコのキツネは目の色を変えて、そのブドウ畑に猛ダッシュした。

とにかくブドウを食べたいキツネは何度もジャンプするのだが、ブドウの木が高すぎて届かない。

その後も背伸びをしたり、少しでも高く飛ぼうとジャンプをくり返すのだが、どうしてもブドウまで届かない。

何度か挑戦したけれども、疲れてしまったキツネは自分の尻尾でさえも重たく感じるようになった。

とうとう、空腹だったのに目の前にあるブドウを見てもツバをすら出てこなくなった。

打ちひしがれたキツネは、どうせこのブドウは酸っぱくてマズいに違いないから、誰が食べてやるものかと捨て台詞を残すと、その場を去ってしまった。




この後キツネは葡萄をみても何も感じなくなる
そういう話だった




youtu.be/SVk-WoaD4nU?si=mEDsPpmkpI8d8ZML




そうでなくても曲がりくねってる道を
さらにシンプルに考えられない私の根性は
失笑にも値しないな




目の前にあるレモンは本当に甘いのか?

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